「線の複写と移動」to CLassic-CAD


このコマンドは,線を複写するときにレイヤ名称を管理し、mpz,dwgファイルとのやり取りでレイヤ名称を保持するためのコマンドです。
特にAcad等に引き渡すときに便利です。

 エクセルでレイヤ表を作ります。この表にはClassicCadのレイヤ番号と、それに対応するAcadのレイヤ名を書いておいて下さい。
 ウィンドウズのコピー貼り付けを利用して読み込みます、エクセルの表で必要な部分をコピーして下さい。コマンドのCLIPをクリックすると、そのデータがコマンドへ貼り付けられます。



使用法&注意点


ボタンの機能


サブメニューに関するボタン
(1)左上の「」を左クリックしたまま動かすと、サブメニューが移動します。
(2)右下の「//」を左クリックしたまま動かすと、サブメニューの大きさが変わります。
(3)「」を左クリックすると列が増加し、左クリックで減少します。列数は1〜10です。
(4)「>>>」をクリックすると、次のページを表示します。
(5)「<<<」をクリックすると、前のページを表示します。
(6)「表示」をクリックすると、表示項目を変更出来ます。
   表示出来る項目はサブメニューの○×で選択します。グラッフィクの色と線種および名称は、選択に寄らないで必ず表示されます。
(7)「」をクリックすると、WINDOWSのクリップボードにコピーされているデータを現在表示されているデータの最後に追加します。
   新規でデータを作成する場合は、左下のファイル名の場所をクリックして、新規作成をクリックし、現在のデータをクリアしてから、clipをクリックして下さい。
(8)「」または「属合」をクリックすると、交互に表示され、属性を複写する線に合わせるか、下表から指定するかを選択します。指定で何も指定しない場合は
   現在のアクティブな属性になります。(注意1)

複写に関するボタン
(9)「複写」または「移動」をクリックすると、交互に表示され、線の複写と移動の働きを選択出来ます。
(10)「全体」または「部分」をクリックすると、交互に表示され、線の複写を全体かその一部部分かを選択出来ます。
   前項で移動を選択し、ここで部分を選択すると、基の線は消えて、選択した部分だけ移動します。
(11)「」をクリックすると、左で増加、右で減少します。数字を直接入力する事も出来ます。これで複写の回数を指定します。
   移動を選択している場合は、回数は無視されて1回のみ移動します。
(12)「o」をクリックするとマウス入力で複写や移動の距離を入力出来ます。3種類の区切り文字"/,-"を使って複数を一度に複写する事も出来ます。
   例 500/400/600  500-400-600  500,400,600 は同じ意味で3本複写されます。 「−」は演算ではなく区切りとして解釈されます。
   また、移動の場合は最初の1本を移動して、次の2本を複写します。
   後ろの入力欄には、キーボードから直接入力する事が出来ます。
ファイル関するボタン
(13)「ファイル名」をクリックすると、新規作成、上書き保存、名前を付けて保存、DRA変換書式で保存、セーブされた名称が表示されます。
 表示された名称をクリックすると、そのファイルを読み込みます。または、表示された名称には拡張子にtxtが付けられています。
 上書き保存は、データを追加したいときに行いますが、コマンド終了時に自動的に上書き保存されますので、意味はありません。
 DRA変換書式で保存を選択すると、ファイル名に、DraAcad.txtが付けられて保存されます。保存される内容は、レイヤ1から255迄の番号とAcadに渡すレイヤ名と色、線種です。これをDRACADで読み込んで下さい。その後DWGに変換保存して下さい。


属性指定の方法
画面に表示されている名称をクリックして下さい。アクティブが変化するのを情報シートで確認出来ます。コマンド実行中のみ有効で
コマンドを終了した時は、このコマンドへ入る前の属性に戻ります。(情報シートの色が変わる場合が有りますが、画面が変わると基に戻ります)

注意1
コマンド内の属性は、レイヤ、色、線種の3つでグループは機能しません。グループは現在のアクティブなグループが採用されます。
1つのファイルにはDRACADのレイヤの最大値256迄登録できます。
同じレイヤ番号が複数あった場合は、後の方が優先されます。
範囲 DRACADの規定による


最新プログラムのダウンロード 
(クリックでファイルに保存を選んで下さい、4つのファイルがZIPで圧縮してあります。)
4つのファイルの内容
lcopy.dll
zokusei.txt
サンプル.txt
画層管理サンプル.xls エクセルデータ(使用する場合はデータ中:太枠の中をコピーする)


履歴
変更した内容
2010/03/29初版発表
2010/03/31レイアウト変更